第1種放射線取扱主任者試験
  大学院理工学研究科博士前期課程 物理学専攻2年
        高橋 唯 さん が合格されました!


 平成19年度放射線取扱主任者試験において,大学院理工学研究科博士前期課程物理学専攻2年の高橋唯さんが,第1種試験に合格されました。
 この試験は,毎年合格率が3割に満たないと言われる難関なものです。高橋さん,おめでとうございます!

放射線取扱主任者とは…
 放射線同位元素の利用は,放射線診断や治療などの医療分野,透過検査や厚さ測定などの工業分野,あるいはトレーサ実験等多岐にわたっています。放射線取扱主任者は,法律に基づき,放射性同位元素あるいは放射線発生装置を取扱う場合に,放射線障害の防止について監督を行う者であり,文部科学省が認定する国家資格の一つです。
 今回,高橋さんが合格した資格は,1種,2種,3種の3種類に分類される放射線取扱主任者資格の中で最も難易度が高く(今年度合格率27.7%),またその専門性の高さゆえ有資格者が幅広い分野で切望されている国家資格の一つです。


文部科学大臣からの合格証を手にした高橋 唯さん
〜 高橋 唯さんのコメント 〜
 私の研究分野は宇宙線物理学(宇宙線考古学)です。
環境放射能(宇宙線)の年変動を測定する事で,太陽活動の様子を知ることができます。私たちの研究では,過去の宇宙線の時間変動を知るために,樹の年輪中に含まれる炭素の放射性同位元素(14C)を試料として, 液体シンチレーション検出器によりこの測定を行っています。
 今回「第1種放射線取扱主任者」の試験を受験したのは,環境放射能や宇宙放射線の測定の際に必要となる,放射線の安全取扱いのための基礎知識を高めたかったからです。習得した知識を、学業および今後の研究活動に役立てたいと思います


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