できればNetscape2.0以降で見てもらえるとうれしいです。
山形大学理学部では、所属教官による「公開講座」を毎年行っており、今年で七
回目を迎えます。
「公開講座」では,毎回「統一テーマ」を定め,各講師の日頃の研究に沿った方
向から、
講演・実験等を行ってまいりました。 今回は、物質生命化学科,生物学科,地球
環境学科の教官を
講師に迎え、「進化」についてお話をしていただく予定です。
講座の概略
最近の生命科学の発達で最も注目されるのは、遺伝子の発現を制御したり、
操作するバイオテクノロジーである。これによって作られた医薬品や野菜などが
すでに私達の身近なものになっている。
地球上の最初の生命は、単細胞であった。これが数10億年を経て現在の
ような非常に多種多様な動植物に進化した。この進化の原動力は遺伝子、
すなわち核酸である。本講座では、深海底掘削によってもたらされた2億年に
わたる生物進化の足跡、細胞同士が合体したり、餌として取り込んだ細胞を、
道具として利用する細胞内共生や細胞から人間に至る進化過程での核酸の
機能について取り上げ、地球上の生命の過去・現在・未来の知識を深め、
進化の意義を考える。
- 日時: 6月13日(1時30分から)及び6月27日(1時30分から)
講義開始前(13:15から)に開講式、終了後に閉講式を行います。
- 場所: 山形大学理学部先端科学実験棟(地図)
- 講演題目及び講師
- 「海底に眠る2億年の進化を掘る:国際深海掘削計画」 :
理学部助教授
(地球環境学科) 丸山俊明(6月13日 13:30--15:00)
- 「もう一つの核酸「RNA」:機能の多様性と進化」:
理学部教授
(物質生命化学科) 長谷川典巳(6月13日 15:20--16:50)
- 「進化した細胞は合体ロボットか:今でも起こっている細胞内共生」:
理学部教授
(生物学科) 原慶明(6月27日 13:30--15:30)
- 受講対象者: 市民一般(高校生以上) 40人
- 申し込み方法: 受講申込書に次のものを添えて直接または郵便でお申し込み下さい。
- 申し込み先: 郵便番号990-8560 山形市小白川町1-4-12
- お問い合わせ先: 山形大学理学部公開講座担当係(電話 023-628-4502)
- 申し込み期間: 平成10年5月6日(水)から6月3日(水)まで
- 受け付け時間: 午前9時から午後4時(土曜、日曜、及び祝日は除く)
簡単な研究室ツアーも企画しています。
授業終了後には、修了証書を授与します。
受講された方は平成10年度末日まで本学図書館を利用できます。
ささやかですが講師の方々との懇親会もあります。
あなたは 人目のお客様です.
最終更新日: